よるもふけた

2005年10月30日
すでに、はげているお見合い写真を「これは、髪があるけど、このあとはげてしまったのよ」と聞かされていた。「?」と思っていたのだが、百聞は一見にしかず。

そう、写真の時点では「ちょっと はげてる」「だいぶん はげてる」「かなり はげてる」の3段階で言うと、「だいぶん」であった。しかし、今日見たひとは、ちょんまげを結っていない成人侍でした。気の毒だ。

相手のお見合いおばさんはうちから近所だった。会うなり、「あなたの職場の●●さん(女性)ね、いいこねえ。お世話してるのよ」と暴露された。
●●さんにも、言うのだな。私のことを。
●●さんは、私よりもずうっと美人で社交的で職場のテニスサークルに入っている。その●●さんですら結婚できていないということだ。いわんや、私をや。

侍を前に
「あなたね(私のこと)。侍さんとおつきあいしなさい。するわね、おつきあい。最近のひとは見た目が良い発展家の男性がお好みみたいだけど、そういわれても私たちも困るわよ。つきあいなさいね、つきあって」
と、念を押すんだが。侍さんの見た目が悪くて発展できてないって言ってるのと同じじゃわい。私もそうは思ったけど、なにも本人の前で。

侍さん本人は発展家ではないけれど、自慢師さんでした。
仕事の自慢、趣味の自慢。家族の自慢。そのたもろもろ。

私ももてないみそじ女として棚にあげてるわけだけど、総裁と侍さんが並んでるとこを見て、三十台と分かるひとはおるまい。今まで、どんな相手を見ても「男前な青年じゃないか」と言ってた父が(心が広いのでなく、疲れはてている)
「五十台に見えるなあ。でも、結婚するにはいい相手じゃあないか!」
と言ってた。

帰り、コンビニでおろしてもらい、なんか悪いので走ってお茶買って来て渡そうと思ったら、知らない赤ら顔のおじさんが駐車場にぽつねんと立ってて「?」と思って通りすぎ車をのぞいたら空席であった。
そうか、ではこのおじさんが、さっきまでお見合いしてた私のお相手なのか!と気づいて慌てた。

電源切ってた携帯の電源入れてみたら、総裁からメールが二通来てた。
総裁なりに考えるところがあったのか、句読点がわりの絵文字が一箇所につき2個打ってあった。ダブル笑顔。ごめんね。

お見合いは親がものすごくダメージを受けるので、もし「職場のひとに告られてるけど、いまいちぱっとしない」とかいうひとは、そのひとと結婚したほうが絶対いいです。お見合いしていいことは万に一つもありゃしないです。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索