食べまくり

2005年8月20日
他に適当な気ばらしがなく、食べまくりのここ何日。なんかひどいことになって、鏡を見るのが怖い。カラオケの一件以来、母親と話すのがすごく苦痛に思えて来た。友達がいないから、母親くらいしか話し相手がいないんだけど、うちの母親の話っていつも「自分と自分の親トーク」で人の話を聞かない。

たとえば、金曜にテレビで味噌煮込みうどんをやってて、今朝その話をしたのだけど、まず、朝起きたらホームに入ってるおじいちゃんの様子について聞かされる。(週に二、三回母親と母親の姉が様子見に行く)

おじいちゃんの様子。おじいちゃんの隣のベッドの知らないおばあさんの嫌味と、それに対してどうふるまったかの事細かい報告。運が悪いと、母親と母親の姉が介護を押し付けあう様子と、子供の頃から母親が要領悪くて家族のなかで浮いてた話とか、とにかくグチというグチを全部おさらいする。

それを、ぜーんぶ聞いてから、うどんの話のさわりを話す。すると、さっそく、
「私はね、やわらかく煮たのが好き。とろとろの。それで、子供のころじっくり煮てたら、おばあちゃんが来て、何してるのかって・・・すごく怒られたのよー。おばあちゃんはね、さっとゆがいたのが好きらしいのよ。それで、ごめんねって謝って・・・」
と言った具合に、どんな話も母親と母親の家族の話になって行く。また、そのディテールが細かいし繰り返しが多い。落ちは必ず母親が卑屈になって終わり。
子供のころから思ってたんだけど、うちの母親はカウンセラーが欲しくて子供を生んだんだと思う。幼稚園の送り迎えの自転車のうえで、母親が両親からどういう風に冷たくされたかえんえん聞いてた覚えがある。

うちの父親も、本当に純粋に自分の話しかしない。ひとの話を聞かない度で、父親>母親で、母親は父親といると自分の話はできない。父親はほんと長くて早口でつまらない話をする。
母親はすごい聞いててつらい話を、子供に聞かせる。

たとえば、にきびで悩んでいた思春期。母親は祖母に山奥の診療所に連れて行かれた。理由もいわずにどんどん山奥に行くので怖くなって泣きたくなった。山奥の医者が「にきびですな」と答えると、急に安心した祖母は「もしかして、性病かと思って外聞が悪いから知り合いに会わないために、ここまで来た」と言ったとか。
母親はもちろん、お見合いで結婚したもてない娘で遊んでたわけでもなんでもない。単に祖母がマイナス思考なのだ。

こういう話を、中学生でにきびで学年中からばいきん扱いされ、泣いて帰った私に、母親は語って聞かせてた。もちろん、私の話は最後まで聞かない。聞いたらつらくなるから、と言ってた。
病院に行きたいと言っても、上記の話をして、病院なんてむだ。にきびって一生治らないし、お母さんはにきびのせいでお見合いしても断られて、後妻の話とかしかなかったのよ。とか、そんな話をえんえん聞かされた。

今日はネットで衝動買いしたので気が晴れた。今月は馬鹿みたいに衝動買いしてる。実家に生活費くらいしか、お金使わない生活だから困りはしないけど。自己嫌悪がつのる。

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